KRiSP計測練習

久し振りのKRiSP、今回はCコース
コース図はこんな感じ


コース図は大体の配置って感じで実際には配置がコース図とはちょっと違うというのはよくあるので
今回の一番難しい所はコース図右の方、4本のパイロンで作られているミニトライカーナセクションですかね
コース図ではS字越えた後、縁石と被らない所にパイロン配置されてますが、実際には縁石の真横、最初の進入と最後の脱出が結構狭いので気を抜くとやられます
実際縁石乗り越えてる人は何人かいましたしね


とりあえずコースの方は置いておいて
今回重点的に課題として持ち込んだのはフルステアまでの速度
これまでも何度かやってきた課題ではありますが、フルステアまでの速度は上がってもバンク角や車速が落ちてしまってたり、バランスを崩す事が多く、トータルで見るとスムーズさに欠け遅くなってしまうというのがあり、結局元の走り方に戻ってしまうというのがこれまででした
これは他の部分の精度が低くてステアの使い方を上乗せすると、そちらに意識が割かれ過ぎて統合性が崩れてしまうのが原因でしたが、下地が大分厚くなってきた今の自分であればステアの方に意識を割いても全体が著しく低下する事無く走り方としてちゃんと昇華出来そうかな と
というかその部分でこれまでも大分損をしているし、現状において出来る様になると伸び代として大きい部分はここなんですよね


・フルステアまでの速度を上げた時にバランスを崩す原因を探る作業
まず旋回力が変化するので体が感覚に付いて行かず遅れる、これは何度もやっていって感覚を慣らすしかないですね
それから左旋回でステアが安定しない、これは以前に左手の形で解消出来るのは実感済みなのでこれもほぼほぼクリア出来るだろう
そしてバランス崩れる原因としてもう一つは手の位置の速度が大きく変化した時にアクセル微開の調整が上手く出来るかどうか
この辺の調整具合は姿勢と腕の形で半分ぐらいは感覚を決めてしまっているので、いつもより腕が遠くなるタイミングや近くなるタイミングが変わる事で思い通りのアクセルワークが出来ずに出力過多や出力不足になってバランスを崩し易いのですよね
ここも反復練習で一番走り易い姿勢を自然と取れる様になっていかないとダメですね、アクセルの調整は姿勢に対してエンジン音と手の感覚がマッチする所を集中して再度良い所を探っていこう


8の字エリアでこんな事を試しつつ計測コース
リザルト
自己ベスト:1分37秒371
仮想トップタイム:1分17秒880
仮想トップタイム比:125.02%


悪くない、悪くないと思う
コースの中では積極的にステアを早めに切る事でタイムアップが望める所では積極的に挑戦
完成度で行くとまだ6割いくかどうかって所なのでイマイチ感は拭えませんが、『回転・ミニトライカーナ・線踏み前の左回転・線踏み』この辺りでいつもより速くなる為のチャレンジが出来たんじゃないかと


久し振りに現状の走り方での錬度が出せてるかどうかの差異でタイムの違いが出るのでは無く、苦手を克服するというのを組み込みながら良い所までタイムを持っていけたというのが大きい気がします
今年の大会もう一戦までに完成させるのは厳しいと思いますが、来年一年は出来れば完成させた状態で3戦を戦いたいですね