KRiSP計測練習

中部ダンロップ杯 第3戦を前日に控えた練習が出来る最後のチャンス
今日上手くなって明日は速く走る、なんて事は無理なのでこの所少し練習会の期間が開いてしまってるので感覚を取り戻す最終調整


ですが、今日は天気が悪く自分がドライの状態で走れたのは40分ぐらいでしたかね

今回は珍しくガッツセクションなんかもあったりして大会前日って感じがしましたね
タイムの方は仮想トップタイムも出しませんでしたし、自分もあんまりタイム覚えてませんが、走った感触としては悪くなかったです


今回気になったのは8の字エリアで8の字やってる時に前より無理無くフルステアにもっていける確率が上がった所
おや?っと思ったのですが、これこの間のオールナイトで切れ角大きい車体ばかりに乗って切れ角使い切ろうと姿勢をあれこれやってたのが功を奏してる感があります
自分では全く意識してなかったのですが、姿勢の矯正が進んだみたいですね


そんな感じで40分走行で走行は切り上げ
昼食終わった午後からは珍しく座学タイム、走りたい人は大雨の中走ってはいましたが、自分はドライ走行の感覚を残しておきたかった事もあり座学へ


オールナイトで話し込んでたのの延長+αみたいな感じでホワイトボードを使って長々と話し込みましたがかなり楽しかったです
個人的に特に印象に残ってるのは『安全運転系とジムカーナの違い』と『キャスター角の違いとは』この辺


安全運転系とジムカーナでは車体の使い方が違うのは分かるんですが、ライン取りというのも大分違ってくるみたいですね
自分は安全運転系の所での練習ってしてきていないので、そこまでピンとくる話では無いのですが、安全運転系から流れてきてる人なんかで伸び悩む場合は安全運転系での基礎知識に縛られないというのも必要になってくるのかな


そして自分が気になってたフロントフォークの突き出し変化による車体への影響
今後車体を速い方向に作り変える場合に気になる所、単純にホイールベースを短くして小回りを利かせる為だと思っていたのですが、他にも変化があるようで
そこを聞いてみたかったので新しく答えが返ってきたのはホントに新鮮でした
構造的に『キャスター角が立ってる方が前輪の速度が低く』『キャスター角が寝ている方が前輪の速度が速い』との事
速度的には旋回中に2kmとかそのぐらいの違い(比べる角度によるでしょうけど)みたいですが、同じ使い方をしても速度差が生まれるというのは大きな違いです
同じ車体に見えてもこういう所で変化が生まれていれば同じ走りにはならない訳で、そこは違いがあるのだと認識しておくのかどうかというのは大事だと思います


他にも色々と走り方、車体の使い方、練習方法等の話がありましたが、自分の走り方を思い返してみると「大体やってるな」と
走らせ方や使い方の方向性は間違っていないというのの確認が取れるというのは練習するにしても素直に煮詰めていけるので良い事ですね


今回の座学は一杯収穫があってお得感ありましたね